海外拠点や取引先など、サプライチェーンの中で比較的セキュリティ対策が弱いところを狙う「サプライチェーン攻撃」の被害が拡大しています。マルウェアがいったんサプライチェーン内に侵入すると、そこを経由して本社などにある情報資産が侵害されてしまい、欧州ではすでに30%もの企業がサプライチェーン攻撃を受けているといわれています。昨年あたりからはついに日本企業でも被害事例が報告されるようになり、日本企業もいつ攻撃されてもおかしくありません。
データ侵害が起こった場合、一般的に被害コストは平均435万ドルといわれています。しかし海外拠点はIT担当者が不在の場合も多く、データ侵害が起こりえる「危険と隣り合わせ」な状態にあることに、本社が気づきにくいのです。当社でお客様の海外拠点のIT環境調査を請け負った事例でも、非常に危険な状況で運用を続けているケースを多数見ており、海外拠点のセキュリティ対策は本社にとっても重要なIT課題であると言えます。
海外拠点のセキュリティを強化できるプロダクトは多数ありますが、それらを導入し日々運用を行っていくことで、被害を未然に防ぐことができたり、仮にデータ侵害が起きた場合でも、すぐに対策を講じられる可能性があります。
今回のウェビナーでは、IIJのインドネシア拠点に駐在する日本人エンジニアが、赴任してからこれまで見てきた多数の事例や、ASEANで日々起こっている情報漏洩事例をもとに、海外拠点の現状をお伝えしながら、本社が今からとるべき解決策についてご提案します。
こんな方にお勧めです
- 海外の情報漏洩事件など、最新のサイバーセキュリティの現状を知りたい
- 海外拠点のセキュリティ対策に不安がある
- 海外拠点で導入可能なソリューションを知りたい
登壇者
田中 三貴
株式会社インターネットイニシアティブ
グローバルビジネスダイレクター
グローバルビジネスダイレクター
末永 淳
PT. IIJ Global Solutions Indonesia
Deputy General Manager
Deputy General Manager