攻撃者は「弱点」を探している
取引先・業務委託先や自社の海外拠点、
攻撃者はサプライチェーンの中で最も「攻撃しやすい場所」を探し出して攻撃を仕掛けます
サプライチェーン攻撃への対策の第一歩は、
サプライチェーンの中で攻撃対象になりえそうな場所がどこなのか、どんなリスクがあるのか把握することです
サプライチェーンが
攻撃者から狙われる理由
取引先はセキュリティが手薄
取引先や業務委託先は、自社とセキュリティレベルが異なる場合も多く、セキュリティ対策の状況が把握しづらい。まずそういった会社に侵入し、攻撃対象への踏み台にすることで不正アクセスに成功するケースも多数
インシデントに気づきにくい
インシデント発生の起点が取引先や海外拠点の場合、自社がインシデントの起点だった場合と比較すると、発見までにかかる時間は長くなる傾向に。そうすると、解決までに多くの時間を費やすことになり、結果被害も大規模に
海外拠点がブラックボックス
自社の海外拠点はIT担当者が不在のケースも多い。仮にいたとしても現地採用のスタッフだった場合、言語などの問題から本社で正しくITの現状が把握することが難しく、結果ブラックボックスの状態に
ひとたびインシデントが発生すると、
企業グループ全体のビジネスに大きな影響が・・・
自社だけでなく、取引先・海外拠点のセキュリティ対策の現状を確認し、
日頃からリスクを正しく把握しておくことが重要
Safous Security Assessmentでインシデントの兆候を迅速に把握
Safous Security Assessmentとは
将来的にサイバー攻撃を受ける可能性をスコアで表示
10項目の評価カテゴリでスコアリング
サイバーリスクレーティングの変化を定常的に監視してサイバーリスクを可視化。レポートは、A〜F及び100点満点で評価し、外部から見たお客様環境のセキュリティ状況を、定量的にスコアリング及びランク付けを行います。
シンプルな診断プロセス
最短3日でレポートをご提出
IIJグループのセキュリティエンジニアが診断結果を分析し、最短3日※でレポートをご提出します。お問い合わせやレポートのダウンロードが可能な、専用ポータルをご用意しています。
*レポートご提出までの日数は目安となります。状況により日数をいただく可能性もあります
継続的にリスクの把握が可能
セキュリティエンジニアがサポート
毎月アセスメントを行うことで、日々変化する脅威に対して継続的にリスクを評価できます。新たなリスク発見時には即時にお客様に通知。IIJグループのセキュリティエンジニアが、診断結果を確認したうえで、必要なアドバイスをレポートでご提示します。
サプライチェーンリスク事例
BPOサービス提供企業からの大量情報漏洩事件
BPOサービスを提供会社がランサムウェア攻撃をうけ、同社に業務を委託していた多数の企業の個人情報が流出し、サプライチェーンのリスクが露呈
<各社の被害状況>- 保険会社A社:
拠出型企業年金保険の加入者の個人情報が漏えいした可能性 - 教育系B社:
会員の氏名・住所・電話番号などを含む会員情報が漏えい - 製造メーカーC社:
同社グループの信販会社が持つ、顧客情報、請求明細、引落口座情報の一部が漏えい
上記以外の企業も含め、少なくとも150万件近くの委託元の個人情報が漏えいした可能性。定期的にリスクアセスメントを実施し、インシデントの兆候を早期に発見することが重要